公開日 2020年07月22日
世の中にはマッチ「火をつける輩」とポンプ「火を消す輩」という両極端な存在があります。
今日この頃のニュースでいえば
「7/22(水)より国内観光需要喚起を目的とした「Go To Travelキャンペーン」が開始され
国内旅行を対象に・宿泊/日帰り旅行代金の〇%相当額が補助されます。」
という記事が 特にシルバー富裕層を中心に宣伝され 火をつけるマッチが出たのと
これと対極に
首都圏のコロナ感染者は○○○人、という理由で 東京都やその他団体旅行など対象から外す
火を消すポンプの動きがみられています
マッチポンプ 一昔前は 同一主体で火を付け 一儲けした後 また火を消すというお騒がせの方も多かったと伺いますが
地球規模で情報の回る現代では 火を付けようものなら一儲けする暇もなくいくつものライバル企業など別の主体から火を消す動きが出てます。
情報化社会ではネガチィブななポンプのような情報のほうが強そうですからね。
ただ情報化社会を逆手にとって 先に火を消しながらライバル他社の動きを遅くして 利益を独占するということもあり得ます。
火を付けたり消したりする情報のいずれを信頼するのか、いずれにせよ 慎重な審査と大胆迅速な判断が必要なことは間違いないと思います。
さて不動産取引において このコロナで 富裕層の買い控えが起きバブルも終息、仕入れは控えめに という情報も流れてます。
いわゆるポンプなのですが
逆に、例えばここ数年の空き家対策に加え 首都圏一等地に居を構える孤独なシルバー層が、安全確保や終活のため住む家屋の売りに火を付けるなど、このコロナで取引も火が付くのでは という話も出ています。
となると 上の仕入れは控えめにという話も 他社の仕入れを控えさせて 利回りのよい物件を仕入れやすくするということもないわけではありません。
さて真実はどちらでしょうね?
結局のところ、我々不動産会社も個人のお客様も良い物件は買えるうちに買って資産にした方がいいと言うことかもしれないですね。