交渉段階の交渉術につき、少し考えてみました

公開日 2020年10月31日

交渉段階の交渉術につきまして考えてみました。

先週は売買契約の準備について考えてみました。今週は交渉段階について考えてみます
交渉が上手な人は、交渉術を駆使して交渉を上手に進めています。各自にあった交渉術を駆使することで交渉がスムーズに運んでいきます。
以下では、交渉術についてとりあえず考えてみました。

1|第一印象をよくする

交渉では、第一印象を良く見せることが大事です。第一印象で交渉の大半が決まると言っても過言ではありません。

また、印象に残したいことを最初に伝えると印象に残りやすくなります。

複数の情報がある場合は、良い点を先に、悪い情報と良い情報の2つがある場合には悪い方を先に述べるようにしましょう。

2|相手は敵ではない 仲間と印象付ける

交渉において、相手は対立すべき「敵」だと思いがちですが、決してそうではありません。
「相手も同じ物事に取り組む仲間だ」という立ち位置を設定することが交渉のコツです。

仲間の意識を芽生えさせるために重要なことは相手が抱える問題を再認識させ、両者で問題解決に立ち向かうことが
相手の好印象を与えることができるでしょう。

3|誰にでもできる条件をまず提示して「自分でも対応できる」と思わせる

本交渉が行き詰まったときは、ごり押しせずまずは誰にでもできる小さなお願い事をしてみます、要求を通すというテクニックがあります。

魅力は、始めに提示した叶えられっこない数値から、だんだん実現できる数値にしていくことで相手は安心するのです。
そのうえ「自分でも協力してあげれらると関心を持ってもらえること」と「もう少し協力してあげたいと思わせられること」の2つです。

実際には誰でも出来るお願い以上の要求に対応する方が大半となるでしょう。

「1分ほどお時間いただけませんか?」「1つだけいただけませんか?」など日常生活内にも使用できるシーンは多数あります。

4|長く交渉を行う

交渉が長引くほど、「この交渉を成立させたい」という気持ちが強くなります。
交渉にかかった労力や手間を無駄にしたくないというサンクスコストが働くからです。

5|その他 交渉が有利になるメソッド

交渉を有利に進めるためには、有効な小技が複数あります。具体的には、以下のような小技があります。

・ホームで交渉を行う

・先に条件を提示する

・限界値は示さない

・ウィンウィンになれる妥協点を目指す

ただ小技を駆使すると逆にわざとらしいような印象を持たれることもあります よね

6|結局

人により状況によりいろいろ変わると思いますところ
 

結局は自分がアピールすることをはっきりとすること
相手の立場に立ちながら、できるところから粘り強く交渉 

というところでしょうか。