緊張する場でも 普段の呼吸で

公開日 2020年11月16日

お休みの日に 新人アーチストのオペラコンサートを観てきました。

新人オペラ歌手の皆様にとりましても今年はご多分に漏れず大変な年、
金銭面収入面は勿論のこと、何よりも発表の機会が乏しく 自身の経験を磨く場がありません。

人の前で話すことは 誰でも緊張するもので、特に多くのお客様の前で歌うときは緊張は最たるものですね

コツとしては以前にもかいたかもしれませんが 呼吸が大きいです。

簡単なことだよ、息を吐くとうまくいく。

まずは、画面の前で一度ゆっくりと息を吐いてみましょう
「呼吸という言葉は呼が『吐く』で、吸が『吸う』。この言葉にはすごく意味がるようです。
『吐く』と『吸う』、このリズムが呼吸のようです。

そしてこれは、本来、胸ではなく腹じゃないとできないことなのようです。
生きていると、心がいろんなことを判断するようになって、ストレスがかかる。
そうすると、ストレスが邪魔をして、胸で呼吸するようになります。
胸でばかり呼吸をしていると、ますますいろんな感情が溜まるようになる。
それを『心の汚れ』と僕は呼んでいるんだけど、不安、心配、恐れ、悲しみや憎しみ、
これが溜まると、どんどん腹での呼吸ができなくなって、悪循環になるわけです。

昨日の新人オペラ歌手は ついついこれを忘れたのか 出てくるときから
「自分の世界観を表現しきってやろう!」と意気込んでいたのでしょうか、胸に息をつめすぎたのでしょうか

歌の途中で 音程も息遣いも明らかにおかしくなり 演奏ストップ
過呼吸気味で 退場されて行きました。

脇にいたベテラン勢が一言
自分の力を出してやるとか力みすぎは禁物、普段の姿を出さないと。


営業にもつながりそうです
商品デモンストレーションや契約交渉の場で担当物件の魅力をすべてアピールしようとすると
たいていはしどろもどろとなりますね

普段の様子で話しかけると そこそこ効果が表れてきます。


緊張する場でも 普段の呼吸が大切ですね。