一歩前の自分に戻って 自分の居場所を見出してみるのも

公開日 2021年01月17日

地方発のドラマでも 面白いものがあります。

仲間の出身地 秋田発のドラマということでちょこっと見てしまったのですが、大方こんなストーリーでした゜

まっすぐな人生に挫折した私の、でこぼこだらけの再出発。
東京で働く主人公のOLは、心身の疲労が蓄積し、大事なプレゼンをすっぽかしてしまう。

挫折感に打ちのめされる中、秋田の大潟村にある夫の実家に移り住むことに。

ところが前職の出版業界に未練があった夫が東京に戻ってしまい、早苗と夫の両親、祖母との奇妙な共同生活が始まる。

そんな中、偶然出会った青年に誘われ、村で50年続くバンドの練習を見学、半ば強引に入団させられる。

戸惑いながらも練習に参加するうちに、“自分の居場所”ができたと感じ始める。
やがて八郎潟という湖を干拓して大型の農地にした大潟村ののコメ作りの歴史の中で
政府の指示による増産や減反の賛成派、反対派など、考え方の異なる多様な人たちが、立場の違いを超えて一緒にバンド活動を続けてきたことを知る。

そして夫が東京に戻り離れ離れになりながらも 大潟村にとどまる主人公のOLは自らすすんで稲刈りに挑戦。
悪戦苦闘の末、ふと見上げた目の前には、
主人公を迎え入れてくれるかのように広大な“金色の海”が広がっていた…
主人公は大潟村のコメ作りに自分の居場所を見出していたのだ。

義理の家族や、個性豊かなバンドのメンバーと交流するうちに、自らの生き方を見つめ、新たな一歩を踏み出す女性の姿を描く。

 


田舎での暮らしにあこがれを見いだせず、都会に夢を求め そこで自分の居場所を見出していくもの

一方で都会の生活に挫折し 田舎での農作業に自分の生きがいを見出すもの

対照的な生き方ですが まずは 自分の生き方を見出していくことが大切という感想を持ちました。

また音楽活動というものは考え方の異なる多様な人たちが、立場の違いを超えて一緒に活動するものであり、
それだからこそ細く長く続けられるということも印象付けられました。

みなさまそれぞれに田舎があり そこから夢を求めて上京し 営業活動に邁進しています
そこに疲れたもの 自分の居場所を見出して張り切っているもの 悲喜こもごもですが
 

家にいることも多くなった休日
ふと 一歩前の自分に戻って 自分の居場所を見出してみるのもよいと思いました。