公開日 2021年02月28日
火災を防ぐために気をつけること
このところ関東周辺で不審火が相次いでます。ニュースを拾ってみるとこの1週間だけでも
・戸田市 2月26日(金)午後3時ころ、戸田市本町2丁目地内で、段ボールが燃える事案が発生しました。出火原因については確認中ですが、屋外に燃えやすい物を置かないなどし、不審者を発見した際は、110番通報をお願いします。
·・ 朝霞市 2月21日(日)午前1時ころ、朝霞市根岸台2丁目地内のゴミ集積所で、ゴミが燃える事案が発生しました。出火原因については確認中ですが、不審者を発見した際は、110番通報をお願いします。
・23日未明、神奈川県座間市と千葉県松戸市でそれぞれ2件の不審火がありました。警察は放火の可能性があるとみて捜査しています。座間市の相模が丘では午前4時ごろ、「建物が燃えている」と110番通報がありました。火は3時間ほどで消し止められましたが、NPO法人の事務所が入る建物が全焼しました。約15分後には150メートルほど離れた駐車場でオートバイが燃えているのが見つかっています。また、松戸市でも午前4時ごろ、アパートのごみ置き場に捨てられていた電子レンジなどから火が出ているのが見つかりました。約30分後には3キロほど離れた集合住宅のごみ置き場でもテーブルなどが燃えているのが見つかったということです。いずれも放火の可能性があるとみて警察が捜査しています。
2月に入り不審火が相次いでます。国道16号線 圏央道といった最近地価が上がっている地域ということは気になりますが
とにかく火災を起こさないため気を付けましょう
具体的にはどうするか 調べてみました。
火災を防ぐために気をつけること
ポイント、万が一のときの対処法をご紹介します。
■火災を防ぐために、日常生活のなかでできること
・コンセント
タコ足配線は機器が過熱してショートし、引火を起こしやすくなるため危険です。また、コンセントにほこりやゴミがたまっていると、そこから出火することがあるので、ほこりは取り除いておきましょう。古いコンセントも加熱することがあります。これを機会に、家中のコンセントをチェックしてみてはいかがでしょうか? 子供に火災の危険を教えながら、一緒にそうじする機会でもあるので、ぜひ一度、取り組んでください。
・タバコ
消し忘れに注意しましょう。とくに寝タバコは危険です。また小さなお子さんがいる場合、火傷や誤飲の原因にもなります。タバコの取り扱いには十分な配慮が必要です。
・ライター・マッチ
大人が使うライターやマッチに、子供たちは興味を持ちます。とくに、小さなお子さんがいるご家庭ではいたずらができないように、絶対に子供の手の届かないところで管理しましょう。
・ストーブ
冬は日照時間も短く、洗濯物が乾きにくい季節です。洗濯物をストーブの前で乾かしているご家庭も多いのではないでしょうか? 何かのきっかけで洗濯物がストーブの上に落ち、火災につながることもあります。ストーブ、洗濯物から十分に離して干すようにしましょう。また、火の付いた状態でストーブを持ち運ぶのは危険ですので絶対に避けてください。
・放火
家族の注意では、なかなか予防が難しいのが放火。対策としては、家の周りに新聞紙やゴミなど、燃えやすいものを放置しないことが大切です。
不審者が近付きにくくするために、家のまわりを明るくしておくことも効果的だと言われています。
■自分の家で、もし火災が起きてしまったときの対処
大声で叫び、周囲に火災が発生したことを知らせます。声が出ない場合は、鍋やヤカンなど、物をたたくなどして、周囲に異常を知らせましょう。
マンションなどで非常ベルが付いている場合は鳴らして火災を知らせ、まずは身の安全の確保のため避難します。
火災で怖いのは、火よりも煙。あっという間に広がる火災の煙には、有毒ガスが含まれていて、大量に吸い込むと意識がなくなり危険です。
避難するときは、服装や持ち物にこだわらず急いで逃げましょう。できるだけ姿勢を低くして、ぬれタオルやハンカチで口を覆い、煙を吸い込まない工夫をしてください。
シーツや毛布を水にひたしてかぶるのも、火の粉から身を守る手段のひとつです。
安全な場所へ移動したら、すみやかに「119番」。消防署へ通報しましょう。