登記識別情報通知とは

公開日 2021年04月25日

 

売買による不動産名義変更手続きに必要な書類は以下のとおりです。

 

売主

  • 登記識別情報通知(登記済権利証)
    対象不動産のもの
  • 印鑑証明書
    3ヶ月以内のもの

買主

  • 住民票
    期限はとくになし

その他

  • 固定資産評価証明書
    名義変更する年度のもの
  • 売買契約書
    売買契約のあったことがわかる書類

登記識別情報通知とは

 

その中でも重要な書類として「登記識別情報通知」というものがあります。
住宅を取得するならば入手の方法、そして何に使う書類なのかを知っておきたいところです。

登記識別情報とは

 

登記識別情報通知は、以前「権利書」「権利証」などと呼ばれる書類でした。
土地や建物の登記名義人となった人ごとに定められ、登録名義人となった人にのみ通知されます。
そのため、この情報を知る人は不動産の登記名義人とみなされるのが一般的です。

登記識別情報通知は重要書類のため、記載されている情報は誰にも見られないようになっています。
以前はシールでしたが現在は袋とじのような状態になりました。
情報を厳重に管理したいのならば、登記識別情報を使う時まで開けないようにしましょう。

登記識別情報通知には何が記載されている?

登記識別情報通知には主に以下の事項が記載されています。

  • 不動産番号
  • 受付年月日 受付番号
  • 登記の目的(抵当権設定、所有権移転など)
  • 登録名義人の住所
  • 登録名義人
  • 登記識別情報(英数字混じりの12桁)

なお、一戸建ての場合、登記識別情報通知は土地分で1通、建物分で1通発行され、不動産番号もそれぞれに発行されます。
マンションの場合は建物分1通のみです。

 

登記識別情報通知見本