公開日 2021年05月23日
こんにちは 、室内でスリッパを履く意味とメリットを解説します。
デメリットとその対策についてもご紹介するのでぜひ最後までご覧ください!
あなたは室内でスリッパを履く習慣がありますか? 普段からスリッパを履く人も履かない人も、スリッパを履く意味を考えてみたことはあるでしょうか?
実はスリッパを履くことには、メリットがたくさんあるんです。ぜひメリットを知ってスリッパを履く習慣をつけましょう!
スリッパの起源
そもそもスリッパの歴史は日本が長い鎖国を終え、明治という新しい時代を迎えた頃まで話はさかのぼります。
開国した日本には、大勢の外国人が訪れるようになりました。日本では玄関で靴を脱ぐことが当たり前ですが、
海外では室内でも靴を履いていることが一般的です。日本の建物は畳のように靴を脱いで上がる前提で設計されていることがほとんどのため、
海外の方が土足で家に入ってしまうと掃除が大変になってしまいます。そういった文化の違いに対応するために、
玄関で靴を覆うように履く「スリッパ」が考案されたのです。
そう、実はスリッパの発祥は日本なのです。そして当時は靴の上から履くものでした。
スリッパは安価で買える
室内で履くスリッパは、一般的に外で履く靴に比べて安価で買うことができます。細かいサイズ合わせが必要なわけでもないので、
ネット通販でも気軽に購入できるという面もあります。安価だとその日の気分で履くスリッパを変えるために、デザインや色違いで揃えやすいとも言えます。
また履いていて疲れないスリッパも増えているので色々試してみたくなりますよね。
室内でスリッパを履くメリット
今や日本全体にスリッパを履く文化は根付いています。室内でスリッパを履く意味とは、一体何なのでしょうか。
保温性
室内でスリッパを履くメリットのひとつに、温かいから、というものがあります。
スリッパを履くことによってフローリングの冷たさが緩和されるのです。
足を覆うという形も保温性に優れているため、冷え性の人や体調を崩しやすい人にとっては大きなメリットがあります。
衛生面
衛生面から見ても、スリッパにはメリットがたくさんあります。足の裏は皮脂や汗が付着して、また、長時間靴を履いて外を歩いた後は特に足の裏は汚れています。
そのような汚れが室内に広がることを防ぐために室内ではスリッパを履くという方法があるのです。
安全面
スリッパを履くと、落ちている物を踏んでケガをすることを防げます。
下の階に足音が響くのを抑えられるという面もあります。
室内でスリッパを履くデメリット
スリッパでカーペットを踏んだら汚れてしまう
カーペットの場合、スリッパで歩くと汚れが付きやすいというデメリットがあります。
スリッパやカーペットは毎日洗えるわけではないので、きれいに保つのが難しいという面もあります。
この場合、カーペットの部分はスリッパで踏まない、などの対策が考えられます。
暑いときスリッパ内が蒸れてしまう
寒い季節、保温性が高いのがスリッパのメリットですが、逆に暑い季節は蒸れてしまうというデメリットがあります。
人は一日で足の裏にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
スリッパはその構造上、水分が蒸発しにくく雑菌も繁殖しやすい環境になってしまうのです。
洗い続けることも有効ですが
同じスリッパを洗わずに使用し続けると非常に不衛生なので、
衛生的に使うためには定期的に買い替えることも大切です。
また夏場は通気性の良いスリッパを使用するのも衛生的に使う方法のひとつです。