直近の大会を見ますと、5月に横浜で行われた世界シリーズで米岡選手と椿選手は4位。トップと6位までがわずか1分半の間にいる混戦で、米岡選手は「3位以下はだんごになる」と予想して本番に臨みました。
そこから取り組んできたのは、暑熱対策。室内で暖房をつけ、気温は35度から36度、湿度は80%に設定し、水分の摂取量も制限しながら自転車をこぐトレーニングを積み重ね、後半勝負にかけました。
公開日 2021年08月29日
こんにちは
お世話になっております。
パラリンピック トライアスロン米岡聡 ガイド選手とつかんだ銅
東京パラリンピック、トライアスロン男子の視覚障害のクラスで銅メダルを獲得した米岡聡選手。
東京大会の出場にかかる世界ランキングでは11位でしたが、メダル獲得の背景には、万全の暑さ対策とガイドの椿浩平選手のレースの読みがありました。
東京パラリンピックは3位で迎えたランのラスト1周に入った米岡選手。
ねらいどおりの展開でした。
ここで、ガイドの椿選手は米岡選手に向かって「行けるぞ」と声をかけました。このとき、後ろを追ってきた4位の選手との差は20秒ほど。
トライアスロンで東京オリンピックを目指したものの、病気のため断念してガイドになった椿選手は「前のペースが上がっていないとなったら、後ろの選手が勢いづいてしまう。そこで米岡選手がしっかり応えてくれた」と振り返り、最後のひとふんばりが決め手になったと力を込めました。
ねらいどおりの展開でした。
ここで、ガイドの椿選手は米岡選手に向かって「行けるぞ」と声をかけました。このとき、後ろを追ってきた4位の選手との差は20秒ほど。
トライアスロンで東京オリンピックを目指したものの、病気のため断念してガイドになった椿選手は「前のペースが上がっていないとなったら、後ろの選手が勢いづいてしまう。そこで米岡選手がしっかり応えてくれた」と振り返り、最後のひとふんばりが決め手になったと力を込めました。
この大会で何を得たのか、2人に聞いてみました。
米岡選手
「目いっぱい頑張れた経験がなかったが、これ以上頑張れないというところまで頑張り切れた結果がメダルにつながった。頑張れる自分がいるという自信を得られた大会だった」
椿選手
「米岡選手は厳しいことばかり言うガイドだなと思っていたかもしれないけど、一緒にメダルを取る仲間として目標を達成できて、大きな一歩を踏み出せたと思う。私も2024年のパリ大会に向けてオリンピックの代表をもう一度目指したい」
そして2人は互いに「ありがとう」と言いながら握手をしていました。
米岡選手
「目いっぱい頑張れた経験がなかったが、これ以上頑張れないというところまで頑張り切れた結果がメダルにつながった。頑張れる自分がいるという自信を得られた大会だった」
椿選手
「米岡選手は厳しいことばかり言うガイドだなと思っていたかもしれないけど、一緒にメダルを取る仲間として目標を達成できて、大きな一歩を踏み出せたと思う。私も2024年のパリ大会に向けてオリンピックの代表をもう一度目指したい」
そして2人は互いに「ありがとう」と言いながら握手をしていました。
あらためて米岡選手 椿選手 おめでとうございます!!!