公開日 2021年11月03日
こんにちは
たまには政治の話を今回の衆議院選挙の予想を結果を受けてです
衆院選で自民党が大幅に議席を減らすとの予想が多かったのに、結果は狂いました。
「自民、過半数割れも」のはずが「絶対安定多数を確保」です。新聞、テレビの選挙予想は惨敗です。
テレビの選挙速報を見ていると、早々に最終議席予想を流したのは、池上彰氏が陣取るテレビ東京でした。
ずばり「自民240、公明30、立民111・・」と、打って出ました。思い切りの良さが裏目にでました。
逆にNHKは「自民212~253、公明27~35、立民99~141・・。ぎりぎりで自民単独過半数」と、
これなら狂いようがないとの思いをこめました。結果は自民は261ですから、大外れです。
他局はどうかというと、日本テレビが「自民、過半数確保も」、
フジが「過半数、微妙」と、慎重な出だしでした。どこかの時点でフジは「230」、
テレビ朝日「243」と。つまり自民の大幅減で横一線です。
最終結果は「自民261」で、「自民、過半数微妙」どころか、自民単独で安定多数の「244」を超え、
無所属当選議員を追加公認すると、さらに絶対安定多数の「261」に到達しました。
NHK予想の上限「253」を超えました。テレビ局は全敗です。これほどの完敗はそうあることではありません。
狂いがちの事前予想はともかく、開票が始まり、出口調査の結果を踏まえた当日夜の予想なのに狂った。
テレビ各社は事後検証して、「誤報同然」の数字を垂れ流したことを釈明すべきでしょう。
「重く受け取るべき」は、新聞社側もそうです。選挙予想の大外れを「重く受け取る」ことです。
今回は、全国289の小選挙区のうち、野党共闘で候補を一本化したのは213でした。「4割で野党と接戦」(日経)という情勢分析でしたから、予想が難しかったのでしょう。
接戦ならば、比例選の当落を決める惜敗率がなかなか定まらなかった。
主要紙の朝刊最終版の見出しは、読売が「自民、単独過半数。立民惨敗、維新躍進」で、「単独で絶対多数」に全く触れることができなかった。
朝日は「自民伸びず、過半数は維持、岸田首相続投。立民後退」で、この「伸びず」は結果として間違いになりました。
まとめ:
新聞報道テレビ報道は見ている資料が足らなかったのではということもできそうです。
より身近で確実な情報をゲットして適格な分析をする
不動産販売の世界でも注意が必要です。