公開日 2022年11月06日
壁紙をキレイにする清掃術
こんにちは
壁紙って掃除できるの!?手垢で汚れた壁紙をキレイにするプロ直伝お掃除術
手垢なども付きやすい壁紙は、気が付くといつの間にか汚れている場所。ですが、壁紙掃除のやり方がわからず放置している方も多いのではないでしょうか。
今回は、ある洗剤を使った壁紙のお掃除方法をご紹介します。
壁紙の汚れとは
今回掃除する壁紙は、「全体的な黄ばみ」「手垢による汚れ」「何かが跳ねたものを放置した結果、酸化してできたシミ」などの汚れが見られました。ご家庭ではこのような汚れが蓄積し、段々と落ちない汚れが増えていきます。
今回のお掃除で使う洗剤
今回使う洗剤は、花王から発売されている「ワイドハイター」です。主に洋服の漂白や汚れを落とす洗剤ですが、今回は壁紙の掃除に使います。また、予備として同じくワイドハイターの「シミ抜き」洗剤も使用していきますよ。
※今回はプロの掃除人独自の掃除手法となっておりますので、洗剤の注意書きはしっかりお読みいただき、使用に際しては自己責任でお願いします。
①洗剤を調剤する
バケツにぬるま湯2リットル程とワイドハイター20gを入れて溶かします。規定ではワイドハイター10gですが、今回は濃さを2倍にして使います。
②壁紙に塗布する
①の洗剤を雑巾やスポンジに付けて、壁紙に塗布していきます。汚れを拭いて落とすというより「塗布」のイメージで大丈夫です。このとき床に水分が垂れてしまうと良くないので、あらかじめ養生しておきましょう。
コンセントに水分が垂れると危険なので、コンセント周りはつけ過ぎないようにしてくださいね。
③放置し、2時間後に再び塗布を2回繰り返す
②の状態で一度放置します。2時間後に再度全体に塗布して、さらに2時間置いて再度塗布という流れで合計3回塗布してください。
④洗剤を拭き取る
雑巾で洗剤を拭き取り、30分乾かします。
⑤シミ取りワイドハイターを吹き付ける
スプレータイプのワイドハイターを、擦れ汚れやシミ部分など汚れの落ちていないところに吹き付けていきます。
擦る必要はないので、吹き付けるだけにしましょう。1時間経過したら拭き取ります。これでお掃除は完了、全体的にだいぶきれいになりました。
まとめ
洗剤を使う時のポイント・注意点
今回はワイドハイターをメインで使い、それでも落ちなかった汚れはスプレータイプのワイドハイターの染み抜き剤を使いました。両方とも「黄ばみ・黒ずみ・襟汚れ」などに効く衣類用洗剤です。酸素系漂白剤の中でもワイドハイターは酵素成分が入っているので、これが壁紙の汚れにも効いたということになります。
注意点として、壁紙のつなぎ目のところは壁紙が剥がれるリスクがあるので、あまり塗らないようにしましょう。また、壁紙の素材は紙とビニールの配合がメーカーや種類によっても異なるため、すべての壁紙で同じ効き目が出るわけではありません。さらに、紙100%の壁紙には使用NGです。布の壁紙も、一度汚れがつくときれいにするのは困難なため使えないと思っておいていいでしょう。
壁紙の大掃除に役立つ洗剤
今回使った洗剤は「酵素系」でじわじわと汚れを落とすタイプです。即効性はあまりないので、簡単ですが時間がかかります。そのため、日常的にできる掃除というより、大掃除のときなどにおすすめの方法です。詳しい工程や注意点などは動画でより詳しく説明していますので、そちらも確認してお掃除の参考にしてみてくださいね。