公開日 2023年09月03日
こんにちは。
「非正規を使い倒す」が破滅を招く…この35年間で日本企業の「稼ぐ力」が激減した根本原因
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/AzmanL
日本は30年前には世界競争力ランキングで1位だったが、2022年には過去最低の34位に転落しjました。
その一因に、日本の労働者の約37%を占める非正規雇用者の存在がある。非正規が増えれば消費が落ち込むため、自社の製品やサービスが売れなくなり、デフレ一直線になる」といいます――。
記事によると
■35年間の日本の物価上昇率は他の先進国の10分の1 日本はなぜこんなに安い国になってしまったのでしょうか。 日本の物価が他の先進国に比べて安いということを、別の表現で言い換えると、「インフレーション率が低い」となります。 ここ30年の日本はインフレ率が低いままで推移しています。 これはどういうことかというと、日本ではものやサービスの値段が30年間上がっていないという意味です。 たとえばG7加盟国のアメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリアは35年の間に物価はなんと2倍から2.5倍にもなっています。これをパーセンテージに直したら200%から250%です。 つまり、日本のものやサービスの価格は他の国の10分の1しか上がらなかったという驚くべき事実があるのです。
■サービスやものの価格は年2%増が理想的
日本のものやサービスの価格は1997年から2021年まではほぼそのままで上がっていません。
多くの国ではものやサービスの価格は1年間で2%ぐらい増えるのが理想的と考えられています。これは経済学者や財政の専門家が長年の研究や経験から導き出した数字です
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