日経平均、一時3万7000円 いきなりの日本株高騰に戸惑う投資初心者の「胆力」を養成する

公開日 2024年02月11日

こんにちは

日経平均、一時3万7000円、ニューNISA(少額投資非課税制度)を始めたことなどから、自らも投資の勉強を始めた初心者たちが、
突然の日本株急騰に戸惑いを感じています。
具体的にはバブル後、日経平均、一時3万7000円というグラフを見て、「こんな高値圏から積み立てを始めてもいいの?」。という疑問です。

あるセミナー講師が投資初心者に以下語っております。参考になる部分まとめました。
 

ニューNISA20年、30年計画の長期積み立てゆえ、短期の乱高下に一喜一憂することもないのですが
、と言われても、投資未経験者にとっては、清水の舞台から飛び降りるごとき心理になりますね。

加えて日本人梨心理としてははリスク耐性が弱いです。ちなみに米国人と中国人にありがちな発想として「相場がここまで上がれば、もっと上がる」と考えます。
しかし、日本人は「ここまで上がると、下げそうだから、様子見に徹する」という回答が非常に多いようです。「今日買った株が、翌日下がると、頭の中が真っ白になる」という反応も目立つ。

それゆえ、今回のような日本株急騰劇に接すると、とにかく「ニューNISA計画を延期」と考えがちとなる傾向にあるでしょう。

しかし、投資残高がいまだ少ない段階ゆえ、いまだ消化可能な心理的ショックといえましょう。
すなわち投資で損するという苦い気持ちを、金銭的ダメージが最も少ない段階で体験することで、徐々にリスク耐性が強まることでしょう。
これまでニュースで聞き流していた株価変動の報道も、「なぜ?」と自分事として考え始めることも重要な契機になるでしょう。

そして日常的に上記のリスク耐性 株価変動の報道に敏感になることがルーティーンになれば、しめたものです。今のうちに、なかなか経験できない相場劇に出会えて、ラッキーと思ったほうがよいかもしれません。

まとめ

ニューNISAも、今後、株価が大きく変動する場面が不可避と思われます。
ただし、講師がおっしゃるには悟りを開くなどという心境に達するのはセミナーで教えることは出来ないようです。
今日買った株が明日下がれば、いまだに不機嫌になる。、凡人には不可能であるということはいつまでも変わらないようです。
投資の知識も欠かせないが、リスクに耐える「胆力」を養成する努力も重要なファクターです。
つまりはみずから不愉快な気持ちを味わい、慣れてゆくことしか方法はないようです。

教わることは多いですね。