【中国古典 名言に学ぶ】卑譲(ひじょう)は徳(とく)の基(もと)なり

公開日 2024年05月04日

こんにちは
ゴールデンウイー中
け​だかい中国古典 名言に学んでみました

卑譲ひじょうとくもとなり

ー卑譲徳之基也ー  左伝(春秋左氏伝 文公元年)
【左伝:三十巻。「春秋左氏伝」の略。魯の左丘明の撰と伝えられている。
「春秋」の注釈書で「左氏伝」ともいう。十三経の一つ】

原文:
卑譲徳之基也

書き下し文:
卑譲ひじょうとくもとなり

卑譲は徳の基なり

卑譲は徳の基なり



 

意解:
とく」とは、「立派な人格」と辞書にある。
この「立派な人格」の基本は、「左伝」では、「卑譲ひじょう」だと言っている。
」は いやしい、自分を相手よりも低い所に身を置き相手を立てること。
じょう」は ゆずる、自分は相手より一歩も二歩も後ろへ退さがって相手に道をゆずること。
卑譲ひじょう」とは「謙虚けんきょさ」であり、これが「とく」の基本だと言っている。

みのるほどこうべれる稲穂いなほかな」と日本のことわざもある。「卑譲ひじょう謙虚けんきょさ」は皆に必要とされる「とく」ですが、人の上に立つ人物には、特に求められる徳でしょう。

 

原点の作者 老子
老子(ろうし)は、古代中国の哲学者であり、道教創案の中心人物。
「老子」の呼び名は「偉大な人物」を意味する尊称と考えられている。
書物『老子』(またの名を『老子道徳経』)を書いたとされるが
その履歴については不明な部分が多く、実在が疑問視されたり、
生きた時代について激しい議論が行われたりする。
道教のほとんどの宗派にて老子は神格(en)として崇拝され、
三清の一人である太上老君の神名を持つ。

中国の言い伝えによると、老子は紀元前6世紀の人物とされる。
歴史家の評は様々で、彼は神話上の人物とする意見、
複数の歴史上の人物を統合させたという説、
在命時期を紀元前4世紀とし、
戦国時代の諸子百家と時期を同じくするという考えなど多様にある。

老子は中国文化の中心を為す人物のひとりで、
貴族から平民まで彼の血筋を主張する者は多く李氏の多くが彼の末裔を称する。
歴史上、彼は多くの反権威主義的な業績を残したと受け止められている。

 

私たちは、日々、何をするにしても
大なり小なり、決断(選択)をしている
その折々に思い出し、
より善い選択(決断)ができるように
貴方も私も 在りたいですね。