公開日 2024年12月01日
【最新版】いま融資がおりる金融機関、
続いては、具体的な金融機関ごとの「融資姿勢」を読み解く。まずは、過去6年分の融資事例を金融機関種別ごとに分類し、各期の割合をグラフ化した。
「政府系金融機関」には日本政策金融公庫など、「信託銀行」にはオリックス銀行など、「ネット銀行・その他」にはネット銀行に加え、新しい形態の銀行が含まれる。
2018年下期からの推移を見ると、政府系金融機関の割合が減少している。対照的なのが地方銀行だ。以前は30%台前半で推移していたものの、直近2年間では40%を超えている。
個別の金融機関ごとに融資姿勢は異なるため、一概に語ることはできないが、不動産融資において地方銀行の存在感が高まっているといえそうだ。
「いま融資が下りる金融機関」はココだ
では、「いま融資を出している金融機関」は具体的にどこだろうか。約370事例を集計し、「一棟物件」への融資件数が多かった金融機関のランキングを作成した。

一棟アパート、一棟マンション、一棟商業ビルへの融資事例から算出
融資件数第1位は「三井住友トラストL&F」だった。前回よりは件数を減らしたものの、毎年安定して上位にランクインしている。
融資件数第2位は「滋賀銀行」、第3位は「オリックス銀行」と続く。上位にランクインした金融機関について、アンケートでは「初めての物件購入でもローンが引けた」という投資初心者からの声も多く寄せられた。
いま一棟ものに「出し始めた」金融機関も
一方、新たに融資対象を広げた金融機関もある。今年に入って、「auじぶん銀行」が一棟ものに対して融資を始めたようだ。
ただ、実際に融資を受けた投資家によれば、現在は一定の規模の不動産会社による提携ローンしか受け付けていないもよう。また、もっぱら高属性の投資家をターゲットとしている様子がうかがえる。
資料を活用し、ぜひ今後の融資戦略を立てる際に役立ててほしい。