公開日 2025年03月05日
こんにちは
小平駅北口で再開発計画進む、大きな「霊園」抱える閑静な街はどのように変わるのか
まちの利便性・回遊性向上を目指す
東京都というと、どうしても23区に注目が集まりがちだが、23区外の市町村にもよい街はたくさんある。
例えば小平市。ブルーベリー狩りや都立の「小平霊園」が近隣に住む人にとってはなじみ深いかもしれない。玉川上水の遊歩道やサイクリングロードもあり、緑の豊かな場所としても知られている。
開発は主に南口川図栄えている一方、大きな霊園がある北口側、再開発で変化の兆しもある。現在、再開発準備組合を中心に、商業施設、公共公益施設、スポーツ施設等が入る建物の建設や、駅前広場、ペデストリアンデッキ、小平駅南口側との行き来がしやすくなる動線の整備などが検討されている。事業協力者には三菱地所レジデンス・野村不動産・東京建物が決まっており、2026年度の都市計画決定、2033年度の竣工を目指している段階だ。都市計画が決定されれば、北口側は大きな変化に向けて動き出すことになるだろう。
地価はほぼ横ばい、小平市の今後は
小平駅周辺の賃貸物件の相場を見てみると、単身用の1R~1LDKは、家賃5万~8万円ほどがボリュームゾーンとなっていた。2DK以上の間取りは8万~16万円くらいが相場のようだ。
2024年の小平市の住宅地の公示地価は、1平米あたり23万9200円で、2023年に比べてわずかに上昇した。5年間の推移をグラフにすると、ほぼ横ばいであるといえる。
東京都の地価は上昇傾向にあるが、小平市は都心に比べて上昇幅が小さいと言っていいだろう。なお、2025年2月時点の人口は19万6522人、世帯数は9万6995世帯。年単位で見ると、多少の人口の増減はあるものの、ここ5年は人口・世帯数ともに増加傾向であるといえる。人口の増加率よりも世帯数の増加率の方が大きい。つまり、緑豊かな郊外でファミリー層の需要も高そうな小平でも、世帯当たりの人数が減少しているということだ。
では、将来の人口はどうだろう。小平市が2024年1月に公表した将来人口推計によれば、2030年の20万3000人をピークに、以降は減少に転ずると予想されている。2070年には16万2000人になるものと見られている。だんだんと年少人口(0~14歳)や生産年齢人口(15~64歳)の割合は減少し、老年人口(65歳以上)の割合が増えていく見込みだ。
全国各地で都市機能がコンパクトになっていく中で、都市機能が集積したより便利な場所とそうでない場所の差が広がるなど、立地による不動産需要の変化も起きている。
小平駅北口の再開発など、前向きな動きもある小平市。今後どのように変化していくのか、注目したい。
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