公開日 2025年04月26日
こんにちは
前回に続けます
◆交渉の大切な心構え
あなたは 交渉は好きでしょうか?嫌いでしょうか?得意でしょうか?苦手でしょうか?
どうしても日本人は「交渉が苦手」で「嫌い」な傾向にあります。あざとい交渉は軽蔑されることもあります。
そのため、少々考え方をチェンジする必要があります。
「苦手」「嫌い」というマインドが少しでも残っていると、いつまでも変わらないですし、勝てる交渉も勝てなくなってしまうからです。
著者のロジャー・ドーソンには、交渉とは、「相手に勝った(つまり得した)と思って席を立ってもらう必要がある」という強い信念があります。
つまり、ビジネス交渉とはケンカだったり、相手を出し抜くことでもないのです。交渉とは、いかに良好な関係を築き、気持ちの良い取引で終わるかという共同作業なのです。
あからさまにディスカウントしてくれではなく、「Let’s make a deal」の発想。双方にメリットのある形でもう少し条件を見直そうじゃないか、という発想なんです。
これが、「本物の交渉術」に書かれている交渉の心構えであり、私たちが目指すべき交渉なんだと思っている次第です!
◆まとめ
今回はアメリカを初めとして世界中が「交渉術の教科書」として学び、実践している本を取り上げてみました
この本を読むことで、交渉術のノウハウが身につくだけでなく、相手の交渉の手の内が分かってくるです!
とはいえ、いかんせんこの本は、内容もページ数も分厚くてすべてを紹介しきれません。。
また、不動産取引においては、買い手側になる場合も売り手側になる場合もあります。アメリカならではの商慣習だったり、不動産取引には直接役に立ちにくいものもあります。
そこで、機会があれば改めて、
「もしトランプが日本の不動産投資家だったら、売り物件に対してどのような交渉をしかけていくであろうか?」