【マンションの耐震基準について】

公開日 2022年03月11日

今日で東日本大震災から11年がたちますが、近い将来、南海トラフ巨大地震、首都直下地震が起こる可能性が高いと言われてます。そんな中、マイホームの耐震性はとかく気になるものです。

まず、建築基準法の改正によって、建物の耐震基準が厳しくなったのを境に、それ以より前の耐震基準を「旧耐震基準」、それ以後の耐震基準を「新耐震基準」と呼ばれています。

昭和56年(1981年)6月。この年の6月に建築基準法が大きく改正され、建物の耐震強度の最低基準が引き上げられ。そのため、建築確認済証の日付が6月1日以降になっている建物は「新耐震基準」、それより前の建物は「旧耐震基準」と呼ばれることになります。つまり、建築確認済証の交付がこの年の6月1日より前か後かで、基準となっている耐震強度が異なることになります。

そう聞くと旧耐震は地震に耐えられないで倒壊するのではと思いがちですが、ここで注意したいのは、旧耐震マンションだから耐震性能が新耐震マンションよりも劣っていると考えるのは、それこそ早計という点です。それは、旧耐震基準の時期に建てられたマンションでも、新耐震基準を上回るような強度で建てられたマンションも存在するからです。特に、ヴィンテージマンションと呼ばれる建物には、その傾向が強く。また、旧耐震マンションの中には、大規模修繕時などに耐震補強を施されたことで、新耐震基準を満たしているものもあります。耐震補強が行われるようなマンションは、管理組合がきちんとしていて管理が充実している傾向があり、一概に旧耐震の時代に建てられたから悪い、と言い切れるものではありません。

つまり、新耐震か旧耐震かは、中古マンションを選ぶ際のひとつの目安にはなるが、同時にあくまでも目安にすぎないということ。最後は物件ごとに判断するのがよいと思います。

当社では、旧耐震、新耐震を問わず多くのマンションを販売しております。マンションをお探しの方はお気軽にお問い合わせください。

 

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