リ・バース60。仕組みとリスクを理解すれば大丈夫

公開日 2022年11月27日

リ・バース60とは?. リ・バース60とは、住宅ローンの一種で満60歳以上の方向けの商品です。. 通常の住宅ローンでは元金と利息を毎月返済しますが、リ・バース60の毎月の支払いは利息のみです。. 元金の支払いは、債務者が亡くなったときに担保不動産を売却して返済するか、現金で一括返済するかを選べます。.
.60歳を過ぎると仕事をリタイアしている人も多く、定期的な収入が年金のみという場合が多い。また、新たに住宅ローンを組みたくてもローン完済までの期限が限られており、毎月の返済額が大きくなる場合もある。何より限られた生活費から毎月の返済をするのは難しい。

そこで新しく満60歳以上の人向けのリバースモーゲージ型の住宅ローン【リ・バース60】が生まれたと聞いた。通常の住宅ローンでは、毎月、元金と利息を返済しなければならないが、【リ・バース60】では、債務者の存命中は、毎月の支払いは利息のみ、元金は、債務者が亡くなったときに担保不動産を売却して返済するか、相続人が現金等で一括返済するかを選ぶことができる。

「リ・バース60」には、主に以下4つのメリットがあると言えます。

2-1. 毎月の支払いは利息のみなので、老後生活中の支出を減らすことができる

リ・バース60は利息のみを返済する仕組みなので、月々の返済負担が小さいのがメリットです。そのため、毎月の生活費も含めた家庭の支出には大きな差が出ます。
これは、収入が減少する高齢者にとっては大きなメリットであり、年金収入へ依存している家庭の場合は特に利用価値が高いでしょう。 
リ・バース60では、据え置いている元金の返済は、債務者が亡くなった際に担保不動産の売却か現金一括返済のどちらかを選択できます。 
また、夫婦が連帯債務者として借り入れをする場合は、主債務者たる夫が亡くなっても、連帯債務者たる妻は、利息のみを支払い続けることで、自宅に住み続けることが可能となります。

2-2. 元金の返済は、借入人が死亡した際に現金一括または、自宅の売却のいずれかを選べる

元金の返済は、借入人が死亡した際に現金一括または、自宅の売却のいずれかを選べます。
また、リ・バース60の特徴として、「ノンリコース型」「リコース型」の2種類どちらかを選択できます。
 「ノンリコース型」と「リコース型」 の特徴は以下の通りです。借入時にどちらか選ぶことができます。 
 

2-3. 年齢の上限なく年金暮しの高齢者でも借りられる

一般的な住宅ローンとは違い、借入時の年齢に上限がないので、住宅ローンを借りるのが難しい高齢の方でも融資を受けることができます。また、収入が公的年金のみでも利用できるのも大きなメリットです。
そのため、自分たちの長い人生のため、快適な家で暮らしたいという方、「もうこの年齢では住宅ローンを借りられないのでは?」と考え、新しい住まいを諦めていた方におすすめです。

2-4. ノンリコース型を選べば、不動産価値の下落リスクを負わないで済む

「ノンリコース型」を選択すれば、担保不動産の価値が下がり、不動産の売却代金が元金に満たなくなってしまった場合でも、相続人は残った債務を返済する必要がありませんので、不動産の下落リスクを回避することができます。

リ・バース60の審査を受ける前には、まず、不動産の評価額を事前に知っておくことが大切です。
リ・バース60の融資限度額は金融機関や商品によって違いますが、評価額のおよそ50から60%が一般的です。
そのため、あらかじめ不動産の評価額を知っておくことで融資額のシュミレーションができます。
これにより、おおよその融資額がわかれば、契約の判断基準にもなります。
なお、不動産の評価額は、専門の不動産会社などでも調べることが可能です

弊社では生活便利な立地のコンパクトマンションも多数取り扱っております。お気軽にご相談ください。

 

城東不動産販売株式会社

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