【2022年】宅建の難易度・合格率、難易度について

公開日 2022年12月11日

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【2022年】宅建の難易度・合格率、難易度について

 

令和4年11月22日(火)に一般財団法人 不動産適正取引推進機構から、令和4年度 宅地建物取引士資格試験の結果の概要及び合格者の受験番号が発表されました。

今回の合格者は38,525人で、注目の合格ライン(合否判定基準)は、50問中36問以上正解した方(登録講習修了者は45問中31問以上正解した方)、合格率は17.0%でした。

 

宅建士(宅地建物取引士)の合格率から見る難易度

年度 受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
平成24年度 191,169 32,000 16.7
平成25年度 186,304 28,470 15.3
平成26年度 192,029 33,670 17.5
平成27年度 194,926 30,028 15.4
平成28年度 198,463 30,589 15.4
平成29年度 209,354 32,644 15.6
平成30年度 213,993 33,360 15.6
令和元年度 220,797 37,481 17.0
令和2年度(10月試験) 168,989 29,728 17.6
令和2年度(12月試験) 35,261 4,610 13.1
令和3年度(10月試験) 209,749 37,579 17.9
令和3年度(12月試験) 24,965 3,892 15.6
出典:一般財団法人 不動産適正取引推進機構

 

ここ数年は17%に推移しているので、難易度が易化していくことを期待するでしょう。しかし全体的に合格率は20%を超えておらず、難易度は高いです。

しっかりと準備をしてから試験に挑むこと、そして一発合格は難しいことを予め理解したうえで試験勉強を進めてみてください。

宅建士(宅地建物取引士)の勉強時間から見る難易度

科目 出題数
宅建業法 20問
民法など 14問
法令上の制限 8問
税・その他 8問
出典:TAC出版

 

推奨する勉強時間は200~300時間です。1日1時間だけ勉強をすると決めていても、約1年近くかかってしまいます。不動産関係の知識が一切なくゼロからのスタートであれば、勉強時間は休日を中心に確保しておくこと、試験までにゆとりを持っておくことがおすすめです。

宅建士(宅地建物取引士)の受験回数から見る難易度

宅建士の試験に合格するまでの受験回数は平均2回です。合格率が20%以下と低いため、一発合格が難しいことは推察できますね。しかし多くは過去問から再度出題されるため、一度対策が分かれば試験に合格するコツもつかみやすいです。

宅建士(宅地建物取引士)の学歴から見る難易度

宅建士の資格を取得する際に受験要件はありません。そのため、何歳であってもどんな学歴であっても受験することは可能です。

受験時に最終学歴を提出していないため、実際に合格した人の学歴に関するデータはありません。しかし学歴は関係なく難易度が高いということは理解しておきましょう。

もしも大学が経済学部や地域関係の社会学部などで不動産に関する専攻をしていれば、他の受験者よりも有利に試験に臨めるかもしれません。

 

 

まとめ
・宅建士は17%前後の合格率で難易度は高め
・4科目のうち出題は全50問、勉強時間は300時間程度確保がおすすめ
・不動産関連の資格の中では最初に取得されやすい資格
・一般的な他の資格の中では合格率が低く難易度が高いとされる


最後に不動産業界で働いている社会人の方が実務経験から理解しやすく合格に有利のようです

 

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