公開日 2025年02月16日
増える40〜50年の住宅ローン 返済額より「今」を重視
今の若者の特徴として語られていることの中には、現在の若者の姿を正確にはとらえられていないものや、冷静に考えると今の若者だけの意識とはいえないものも含まれている――。30年前の1994年に19〜22歳だった若者と、2024年の若者の意識の変化を様々な角度から調べた博報堂生活総合研究所「若者調査」の案内文にはこんな表現が出てきます。
昭和、平成の古めかしい響きの「カバン持ち」が脚光を浴びていたり、一時、海外に消極的といわれた若者が早期に米欧で働きたい気持ちから国内金融機関の採用枠に応募したりと、発見が多かったです。
若い人の意識への納得感が高まると、世代間の壁のような思い込みも減る気がしています。世界では毎日、対立をあおるようなニュースが聞こえてきますが、地道な相互理解を通じ、せめて職場では対立を超えた融和を目指したいなと思います。
⑰Z世代が変える住宅ローンの常識 「フラット50」2.6倍
Z世代の価値観が、返済まで35年以内という住宅ローンの常識を変えつつある。一定の条件を満たす住宅を対象に最長50年まで融資する「フラット50」は30歳未満の2024年の申請数が719件と、前年の2.6倍になった。住宅価格の高騰に加え、趣味などのプライベートの充実も重視したいというZ世代ならではの考え方が背景にある
固定金利型か変動金利型か、元金均等返済か元利均等返済か。そもそも持ち家か賃貸か。住まい選びは「どうすれば金銭的にお得になるか」を考える機会があふれています。
一世一代の買い物とも言われるマイホーム。もともとの価格が高額であるゆえに、総返済額がさらに増える長期ローンに対してネガティブな印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし住宅購入の本質は暮らしを豊かにすることにあるはずです。確かに経済的余裕が生活の豊かさに影響を与える面もありますが、35年超のローンを選んだ方々は、返済額以上に「今」という時間を大切にしていると感じました。
さらに賃貸物件が少ないこともマイホームを購入する理由になっているようです。子供が産まれたのを機に3LDKの住宅を購入した男性は「賃貸も探したが条件に合う物件がなかった」と話していました。住宅ローン商品のみならず、住居に関する選択肢が多い世の中であってほしいものです。
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