経常黒字最大の34.5兆円 25年度

公開日 2026年05月11日

経常黒字最大の34.5兆円 25年度、半導体輸出拡大で5年ぶり貿易黒字

円安の効率でしょうか 当然のことなのになかなか報道されないことです

財務省が13日発表した2025年度の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を表す経常収支は34兆5218億円の黒字だった。黒字額は前年度から15.0%増え、3年連続で過去最大となった。

半導体などの輸出が伸び、貿易収支が5年ぶりに黒字に転じたことが寄与した。25年度の貿易収支は1兆3631億円の黒字となった。24年度は3兆309億円の赤字だった。

輸出の総額は111兆3451億円でアジア向けの半導体電子部品などがけん引し、前年度比で3.3%増加した。輸入は109兆9820億円で0.8%減った。25年度中は中東混迷の影響は限定的で、石油や石炭などの価格低下が輸入額を押し下げた。

 

為替相場は25年度の平均は1ドル=150.72円で、24年度の152.48円と比べて円高だった。原油価格は1バレルが71ドル41セントと13.3%下がった。円建てでは1キロリットルあたり6万7597円となり、14.5%低下している。

国際収支統計の貿易収支は黒字となったが、財務省が4月に発表した25年度の貿易統計速報では貿易収支は1兆7144億円の赤字だった。輸入額計上のタイミングが異なるためで、貿易統計は通関手続き時点、国際収支統計は所有権の移転時点で計上している。

海外からの利子や配当の収入を示す第1次所得収支は42兆2809億円の黒字で2.1%増えた。5年連続で過去最大となった。

このうち直接投資収益は26兆111億円で1.5%増加した。証券投資収益は14兆6935億円で微減だった。貸し付けや借り入れの取引に伴うその他投資収益は41.7%増の1兆6282億円で伸びが目立った。支払い利息が減少したことが収益を押し上げた。

旅行収支などを含むサービス収支は3兆8777億円の赤字で、赤字幅は23.6%拡大した。委託加工サービスや研究開発などその他サービスの支払いが増えたことが響いた。25年度の旅行収支は6兆5745億円の黒字で0.4%の減少だった。

同時に発表した3月の経常収支は4兆6815億円の黒字で、前年同月比で29.1%増えた。

経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支、旅行収支を含むサービス収支、外国との投資のやり取りを示す第1次所得収支などで構成する。

城東不動産販売株式会社

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