鈴木敏文セブン&アイ元会長死去、93歳 日本のコンビニ産業の礎築く

公開日 2026年05月25日

鈴木敏文セブン&アイ元会長死去、93歳 日本のコンビニ産業の礎築く

若いころによく講演を聞きに行きそのフロンティア精神に感銘を受けました。ご冥福をお祈りします。

セブン&アイ・ホールディングス 鈴木敏文名誉顧問

国内小売り大手、セブン&アイ・ホールディングス(HD)の元会長で名誉顧問の鈴木敏文(すずき・としふみ)氏が5月18日、心不全のため死去した。93歳だった。告別式は近親者で行う。喪主は長男、隆文氏。後日、お別れの会を開く予定。

 

長野県出身。1956年中大経卒。出版取次大手のトーハンを経て63年、イトーヨーカ堂に入社した。73年にヨークセブン(現セブン―イレブン・ジャパン)の設立に携わり、74年にコンビニエンスストアの国内1号店を東京・豊洲に出店。

日本にコンビニエンスストアを根付かせ、実質的な創業者として、国内コンビニ最大手まで育て上げた。

05年にセブン&アイ・ホールディングス(HD)の発足に合わせて、「新・総合生活産業」を打ち出してミレニアムリテイリング(現そごう・西武)やバーニーズジャパンなどを相次ぎ傘下に収めた。

セブンイレブンを核とするセブン&アイは食品スーパーや百貨店、外食を含め国内を代表する小売企業となった。鈴木氏が主導し、公共料金の収納代行のほかアイワイバンク銀行(現セブン銀行)を立ち上げて、コンビニ店舗内にATMを設置するなど革新的な「便利」を提案することで、個人消費を支えてきた。

16年に鈴木氏が主導して策定したグループ人事案が否決された責任を取って会長兼最高経営責任者(CEO)を退任し、名誉顧問に就いていた。

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